異なる診断書の裏側 貴ノ岩は“2度暴行を受けていた”疑惑
横綱日馬富士(33)による貴ノ岩(27)暴行事件。相撲協会の周辺ではいま、ある疑惑が浮上している。
すなわち、貴ノ岩は実は2度、暴行を受けていたのではないか――というのだ。
根拠は貴ノ岩及び、師匠の貴乃花親方(45)から提出された2通の診断書にある。
1通目は日馬富士の暴行から4日後の10月29日、鳥取県警に被害届とともに提出されたもの。そこには「骨折もしていないし全治1週間程度」といった内容が記されていたらしい。
ところが、その後、相撲協会に提出された2通目の診断書には「脳震とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」と書かれていた。
のちに相撲協会の危機管理委員会がこの診断書を作成した医師に診断根拠を確認。骨折と髄液漏れはあくまでも疑いであること、相撲を取ることに支障がないこと、病院側が重傷であるかのように報道され驚いていることなどが明らかに。2通目の診断書からは暴行を少しでも大げさにしようという作為を感じざるを得ないが、