暴行報道に関係者違和感 日馬富士と貴ノ岩“本当の関係”
「最初の報道には違和感しかなかったですね」
こう話すのは、モンゴル力士事情に詳しいあるタニマチ筋だ。
14日付のスポーツニッポンに端を発した日馬富士(33)の暴行事件。日馬富士が貴ノ岩(27)を「ビール瓶で思い切り殴った」ことに始まり、「素手でも30発」「灰皿やマイクでも殴った」と、次から次と横綱の狂態が報じられた。
しかし、同席していた白鵬が「ビール瓶では殴っていない」と証言するや、報道も一変。日馬富士自身も警察の事情聴取に、「素手では殴ったけど、ビール瓶は使っていない」と証言したという。
冒頭のタニマチ筋は「そもそも、日馬富士が頭蓋骨が骨折するまで殴るはずがない」と、こう続ける。
「貴ノ岩がモンゴル勢の中で浮いていたのは事実。貴乃花親方が力士同士のなれ合いを嫌っているので、同郷の力士と距離があった。これは間違いない。でも、そんな貴ノ岩をモンゴル勢の中で一番可愛がっていたのが、誰あろう日馬富士だったんですから」