負け戦承知で理事選出馬 貴乃花親方“滅びの美学”のウラ

公開日: 更新日:

 たとえ孤立無援でも自分の意志を貫く親方――そんなイメージを世間に植え付けたいのではないか。

 1日、日本相撲協会の理事候補選挙に立候補を届け出た貴乃花親方(45)。同日、部屋のホームページを更新し、「熟慮した上での決断です」と立候補に至った理由と決意を明かしたが、30日に行われた貴乃花一門会。その席上では「一門の票はすべて、阿武松親方(元関脇益荒雄)に譲る」と言ったという。

 一門内の親方を立て、自身は負け戦を承知で選挙に臨む……まるで「滅びの美学」に殉じる潔さのような印象すら受けた向きもいるだろう。

 だがしかし、実情はまるで異なる。「譲り渡す」までもなく、一門内の票はほとんど阿武松親方に流れているという。

 ある親方が言う。

「大嶽親方(元十両大竜)、立浪親方(元小結旭豊)の2人は貴乃花親方を見限り、阿武松親方を支持しているともっぱらです。中でも立浪親方は2010年に貴乃花親方が初めて理事選に出馬した、いわゆる『貴の乱』からの同志。今回はさすがに勝ち目がないと思ったのか、貴乃花親方に『選挙には出ない方がいいのではないか』と忠告したが、まるで聞き入れられなかったといいます。同一門の千賀ノ浦部屋には親方が2人いるが、そのうち1票は他の一門に流れる見通しです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり