オリ球団本部長 イチロー復帰に「門を開けて待っている」

公開日: 更新日:

 米大リーグ、マーリンズからFAとなり、いまだ所属先が決まらないイチロー(44)。先月下旬には、日本球界に復帰する可能性があるとの米報道があった。実際、復帰の可能性がどれほどあるのか。イチローが在籍していた時代にコーチを務めていたオリックスの長村裕之球団本部長(59)を直撃した。

「ウチの気持ちはもう(イチロー側には)伝えてあります。今は静観というか、見守っている状態。門は開けてあるし、(決断の)時期も問いません。あとは待つだけですよね。でも、一年でも長くメジャーでプレーしたい、メジャー契約で、という彼の気持ちが第一です。“もし日本でやるなら、その時はウチでやってくれたら”というのは前から伝えてあります」

 オフになると、宮内オーナーがイチローと会食をしたり、自主トレのためにオリックスの施設を開放したり、両者の良好な関係は継続している。

 そんな中、中日が獲得に乗りだすと表明するなど、日本球界でもライバルが出現している。

「(他球団の存在は)気にはなりますけど、ウチは思いを伝えているし、彼の場合、いつまで(に返事を)というのはありません。現実問題として支配下登録は7月中ですが、特別な選手なので門はいつまでも開けています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇