勝負勘は大丈夫なのか “貴公子”西野朗監督への期待と不安
浦和西―早大―日立と進んだ西野氏は、日本代表では目立った活躍を見せることはなかった。早大4年、日立1年目に招集されたのみ。国際Aマッチは12試合・1得点という数字に終わった。華麗なテクニックを誇りつつ、DFの当たりに弱いところがあった。故障も多く、貴公子の前に「ガラスの」という形容詞が付いていたと記憶する。
西野氏の「喜怒哀楽を表に出さず、常に飄々としている」キャラクターは、世界注視の桧舞台でプラスに作用するかもしれない。日本サッカー全体でもり立てたい。