W杯予備登録入り確実も 本田圭佑とハリル派選手にスキマ風
ロシアW杯開幕1カ月前の14日は「35人の予備登録選手申請のタイムリミット」である。
あくまで「予備」ではあるが、本大会初戦(日本代表の場合は現地6月19日午後3時キックオフのコロンビア戦)の24時間前まで許されている「W杯本大会23人の登録メンバーの変更」も、今回の35人の中から行わなければならず、実質的な1次選考と言っていい。ちなみにJFA(日本サッカー協会)はリストを非公開としているが、「いずれにしてもFW本田がメンバー入りしているのは間違いない」とサッカー関係者が続ける。
「ハリル解任後に、『17年10月の欧州遠征のメンバーから外れた本田が、同じく外れたMF香川とFW岡崎、メンバー入りしたFW乾とDF吉田の名前を連ねたメールを田嶋JFA会長に送った。それは<ハリル解任を要望します>という内容だった』と一部で報道されたが、実際は本田個人が18年の年明け早々に田嶋会長にメールした――というのがサッカー界では定説になっている。ちなみに田嶋会長はメールを読むや否や、すぐに代表の日本人コーチ、チームスタッフ、JFA技術委員会メンバー、そして選手に『ハリルホジッチでW杯を戦えるのか?』とアンケートを取り始め、難しいという答えが多かったことでハリル解任の流れに傾き、4月9日の解任発表となった。本田の意見を尊重して指揮官を交代させたわけだし、W杯メンバーに本田が入らないハズがない」