日本参戦4年目で初V ペ・ヒギョンが早く勝ちたかった事情

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【中京テレビ・ブリヂストンレディス】

「いつかは優勝できるだろうと思っていた。(勝てない焦りは)なかった」

 日本ツアー参戦4年目のペ・ヒギョン(25・韓国)が、最終日に7バーディー、ノーボギーの65で回り初優勝した。

 ペは2014年のファイナルQTで9位に入り、15年から出場資格を獲得。3年連続で賞金シードを獲得している。だが、プロテストは受験していないため単年度登録選手になる。この勝利で晴れて日本女子プロゴルフ協会会員への入会申請ができ、理事会で承認されれば入会が認められるのだ。

 ペには早く勝ちたい事情があった。

 協会が外国人締め出しともいえる新制度を導入するからだ。来年からQTは日本のプロテストに合格したプロに限られ、ペがシードを失ったらQT挑戦の資格がなくなる。その“鎖国政策”に会員資格のない外国人プロが一刻も早くツアーで勝ちたいと必死なのだ。これから単年登録の韓国人が死に物狂いで戦ってくるはずだ。

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