苦虫の西野監督に…ラモス瑠偉ビーチ監督激励の効果は?
ロシアW杯を見据えて30日に壮行試合ガーナ戦が控えている日本代表。
25日に合宿5日目を迎えたが、西野代表監督の表情は冴えない。ケガ人が続出しているからだ。右足首痛のFW岡崎と右太もも痛のFW乾は別メニュー調整。Jリーグの試合中に頚椎捻挫のGK中村はランニング中心だったし、顔面を骨折したGK東口はフェースガードを着けて練習に参加した。31日のW杯メンバー23人の発表まで「あと6日」。他の選手を追加招集するのか? それとも岡崎と乾の回復を信じて待つか? 練習終了後に「チーム全体のコンディションは想像以上に悪い」とコメントした西野監督は、ベストなタイミングでスパッと決断できるのか? 周囲もヤキモキしているところだ。
この日、ビーチサッカー日本代表のラモス監督が練習会場を訪れ、西野監督に「チーム一丸となって頑張ってほしい」とエールを送ると終始、苦虫を噛みつぶしたような顔だった指揮官に笑みがこぼれた。ラモス監督の激励が気分転換になればいいが……。