全米OPで確信的ルール違反 フィル・ミケルソンに批判集中
【全米オープン】
新たに「PMルール」でも作ろうというのだろうか? 大会3日目の13番ホールで動いているボールを意図的にパットしたP・ミケルソンのプレーに対して、USGAが下した2罰打の裁定に批判の声が上がっているからだ。
2年前の全米オープンでは、D・ジョンソンがグリーン上でパターをソールした時にボールがほんの少し動いたとして1ペナを食らいながら優勝した。
その後、プレーヤーが気づかずにボールが動いても無罰になり、それが「DJルール」と言われるようになった。
昨年のANAインスピレーションではレキシー・トンプソンが、テレビ視聴者からボールのリプレース場所が違うことを指摘され、勝利を逃したが、その後、テレビ視聴者からの指摘は受け入れない「トンプソンルール」ができている。
しかし、ジョンソンとトンプソンのケースとは異なり、ミケルソンは意図的にルール違反を犯している点が問題になっている。
ミケルソンはパットがグリーンの外にこぼれ落ちそうになると、ボールの向こう側に走って行き、動いているボールをパットした。