松山英樹が決勝ラウンド進出 我慢のパープレーで26位浮上
【全米オープン】
午前中に降った雨でグリーンはウエットになり、前日のような強風が吹かなかった大会2日目。
タフなシネコックヒルズでは珍しく絶好なコンディションだけに5オーバー46位タイ発進の松山英樹(26)は、もう少しスコアを伸ばしておきたかったはずだ。
フェアウエーを外したのは2ホールだけとドライバーは安定していた。
だが、ポアナ芝の交じったベントグリーンはライン読みが難しく、さらにグリーン面が白くボールの転がりが速そうに見える錯覚がタッチにも影響した。
出だし1番パー4はグリーン手前に乗っただけでピンまで25メートル。ファーストパットは2メートルもショートして、パーパットを外してボギーが先行した。
6番で5メートルのバーディーパットを決めてスタート時のスコアに戻したが、続く7番パー3でトラブル。「あと1ヤード先に落ちていれば1ピンについた」(松山)はずだったが、ボールは傾斜を転がりグリーン左サイドの芝に若干沈んでしまった。