香川真司と因縁 ベルギー決勝弾FWヤヌザイに“覚醒”の兆し

公開日: 更新日:

 しかし、その後、ヤヌザイは伸び悩み、レギュラー争いから脱落。15―16シーズンにはドルトムントへレンタル移籍に出され、再び香川とポジション争いをすることに。だが、かねて指摘されていた練習態度の悪さや素行不良が問題視され、リーグ戦6試合に出場しただけで返却が決定。その後もレンタル移籍を繰り返し、昨シーズンはスペインリーグのRソシエダに完全移籍したが、目立った活躍は見られなかった。

「ヤヌザイはベルギーで生まれましたが、父親が旧ユーゴスラビア出身だったことでコソボやアルバニアにもルーツを持ち、ベルギー以外にも6カ国の代表でプレーする選択肢があった。最終的にベルギー代表を選んだ時は当時のビルモッツ監督が大喜びするほど期待されていた。しかし、若くしてチヤホヤされたことで勘違い。豊かな才能を持て余しています」(サッカー記者)

 W杯初ゴールを挙げたことで、かつてのスター候補が日本戦で“再生”するか――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…