不慣れ女房で乱調…田中将は5年連続2ケタ勝利へ足踏み続く
ヤンキース・田中将大(29)が16日(日本時間17日)のレイズ戦に登板。6回を9安打2失点で4敗目(9勝)となり、14年のメジャーデビューから5年連続の2ケタ勝利はならなかった。田中は7月31日のオリオールズ戦で9勝目を挙げたのを最後に、3戦連続で白星から遠ざかっている。
田中は一回、先頭のスミスに左前打を浴びると二盗を許していきなりピンチを迎える。続くウェンデルに中越えの二塁打で先制されると、この回は4連打で2点を失った。
この日の捕手は、過去3度しかバッテリーを組んだことがない日系4世のカイル・ヒガシオカ(28)。不慣れな捕手とのコミュニケーション不足が立ち上がりの乱調を招いた。
▽田中のコメント
「立ち上がりの4連打は自分が制球できない球を打たれた。初回はアグレッシブさが足りなかった。二回以降は投げるコース、攻め方はアジャストできた」