アジア大会4強もここから正念場…森保五輪代表に3つの課題
東京五輪世代のU―21(21歳以下)日本代表が27日、インドネシアで開催中のアジア大会準々決勝でサウジアラビアU―21代表と対戦。2―1で勝利し、2大会ぶりのベスト4進出を決めた。
殊勲者は、京都所属の20歳MF岩崎悠人だ。
前半31分、DF杉岡大暉(19=湘南)のクロスを相手DFがトラップした瞬間、1トップのFW前田大然(20=松本)がボールを奪ってマイナス方向にパス。走り込んだ岩崎が、右足インサイドでGKの頭越しにシュート。技アリの先制弾が決まった。しかし、8分後にアンラッキーな同点ゴールを決められた。相手のシュートをGK小島亨介(21=早大)が右足でブロック。跳ね返ったボールがDF立田悠悟(20=清水)に当たり、不運なオウンゴールである。
後半は一進一退の展開が続いたが、同28分に日本に決勝点が生まれた。
前田が、左サイドから持ち前のスピードでDFを抜き去り、右足アウトでゴール前の岩崎に絶妙パス。これを右足でズドンと岩崎が決め、値千金の決勝弾となった。