女子プロ国別対抗戦 韓国チームの使命は内容重視の圧勝V

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 8カ国による国別対抗戦「ULインターナショナル・クラウン」が韓国のジャック・ニクラスGCコリアで開幕した。今大会は2014年から始まり、第1回優勝はスペイン。前回は米国。3大会連続出場の日本は3位、5位ときている。今回は畑岡奈紗(世界ランク14位)、比嘉真美子(44位)、成田美寿々(66位)、上原彩子(101位)の4人で初優勝を狙うが、ひいき目に見ても「頂点」は厳しい。

 韓国ツアーの関係者がいう。

「韓国は世界ランク1位のパク・ソンヒョン、3位ユ・ソヨン、4位パク・インビ、27位チョン・インジが出場。各国代表とはレベル差があり、初優勝はほぼ間違いない。だから選手たちは、優勝よりも、その内容を重視しているそうです。米国以外の開催は今回が初めて。母国で強さを見せつけることが、韓国ゴルフ界を盛り上げ、底辺拡大にもつながると、意気込んでいます」

 韓国チームの「使命」はそれだけではない。

 2年後の東京五輪ゴルフの出場資格や試合形式は前回と変わらない。原則は1カ国2人。しかし、2020年6月末までの世界ランク15位以内なら最大4人まで出場できる。

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