若手は侮れない…パナマ戦に向けW杯出場の欧州組に危機感
元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。
「森保監督の初陣となったコスタリカ戦(9月11日)は、ロシアW杯に出場した欧州組が招集されなかった。そこで指揮官に猛アピールしたのが代表歴2試合のMF中島、やはり2試合だったMF南野、そして代表デビュー戦となったフローニンゲン(オランダ)MF堂安律(20)の攻撃系の選手たち。彼らは持ち味である高いテクニック、アイデア豊富なプレー、即興的な好コンビネーションを存分に発揮。コスタリカのチーム力がいまひとつだったとはいえ、ロシアW杯組は『侮れない』と不安な気持ちに襲われたことでしょう」
とはいえ吉田、長友に酒井、さらには原口、大迫も<欧州のトップリーグで貴重な経験を積んできた>という自負があり、まだまだ<若い連中に負けてなるものか>という強烈な思いもあるはず。
「ロシアW杯組、W杯落選組、国内組たちがまざり合い、どんな化学反応を起こしてくれるのか、楽しみです」(六川氏) これもキリンチャレンジカップの見どころだ。