代表23名に滲む森保監督の苦悩…課題は低レベル日本人GK

公開日: 更新日:

 日本代表を率いる森保一監督(50)が4日、10月のキリンチャレンジ杯(12日パナマ戦=新潟、16日ウルグアイ戦=埼スタ)に出場する代表メンバー23人を発表した。

 代表ルーキーの招集はゼロ。森保監督の初陣だったコスタリカ戦(9月11日)の代表メンバーに加えてDF長友佑都(32=ガラタサライ)、DF吉田麻也(30=サウサンプトン)、DF酒井宏樹(28=マルセイユ)、MF原口元気(27=ハノーバー)、MF柴崎岳(26=ヘタフェ)、FW大迫勇也(28=ブレーメン)が代表復帰した。

 コスタリカ戦で持ち味を存分に発揮したMF中島翔哉(24=ポルティモネンセ)、MF堂安律(20=フローニンゲン)、MF南野拓実(23=ザルツブルク)のメンバー入りも目を引くが、サッカーダイジェスト前編集長の六川亨氏が「メンバーリストから指揮官の苦しい胸の内が垣間見えます」とこう続ける。

「中島、堂安、南野の招集は順当ですが、この日の会見で森保監督自身が『全員攻撃、全員守備をチームとしてやっていきたい』とコメントしていた通り、この若手攻撃系3人にも守備に関して口酸っぱく要求していくでしょう。たとえばロシアW杯組のMF原口は攻撃のみならず、アグレッシブな守備でチームに大いに貢献している。若手3人は、原口のように攻守にわたって躍動することができるのか? まだ未知数と言うしかない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に