ラグビー日本W杯8強は新ジャージーお披露目試合が試金石
W杯日本大会(9月開幕)を控えるラグビー日本代表が4日、新ジャージーを発表した。
9月からの本番で着用する今回のジャージーは15年大会のものをベースに大幅に改良。胸の部分にノックオン(落球)防止、肩にはスクラムを組んだ際のズレを防ぐための滑り止めなど、特殊加工が施されている。FW用2種類にBK用と、ポジションやプレーの特徴に合わせて計3種類のジャージーが用意された。
製作したスポーツ用品メーカーは日本以外にもイングランドやアイルランドなどの6カ国にもジャージーを提供するが、「メード・イン・ジャパンの技術を結集し、他国に劣ることはありません」(関係者)と胸を張る。
会見に出席した選手からも着心地は好評で、HO堀江は「体にカチッとハマる感じ。(スクラムで)バインドする時もしっかり指がかかる」と、好印象を口にした。
新ジャージーは7月27日に開幕するパシフィック・ネーションズカップ(PNC=3試合)初戦のフィジー戦(釜石)で、実証実験も兼ねたお披露目となる。