森保監督によぎる4年前…W杯アジア2次予選“初戦の悪夢”
2022年W杯アジア2次予選の初戦ミャンマー戦(10日午後9時20分開始)の前日9日、試合会場であるヤンゴンで公式監督会見が行われた。
現地取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。
「どんな場でも柔和な表情を崩さないのが身上の森保監督が、緊張した面持ちで会見場に姿を現したと思ったら、序盤の質疑応答では正面をキッと見据えて“能面”のような表情でコメントしていたのが印象的でした。大舞台であるW杯につながる予選の初戦を迎え、いつもとは違う緊張感が張りつめているのでしょう」
レベル差のあるミャンマー相手に勝ち点を失うことはないだろうが、ハリルホジッチ元監督が15年6月、ロシアW杯アジア2次予選初戦で格下シンガポール相手に0―0のドロー決着。ボロクソに批判されたことも、指揮官の胸に去来しているのかも――。