E-1韓国戦直前 森保監督の大胆起用に“ジーコの二の舞”懸念
韓国・釜山で開催されている東アジアE―1選手権。18日には、2連勝同士の日本と韓国との一戦が午後7時30分にキックオフされる。得失点差で上回る日本(+6。韓国は+3)は韓国戦がドロー決着でも優勝できるとはいえ、宿命のライバル韓国が地元サポーターの前で目の色を変えて挑んでこないワケがない。
そこで注目は森保監督が、大一番の韓国戦に誰を先発メンバーに起用するか? だ。
「というのも、大会初戦の中国戦、2戦目の香港戦と森保監督はスタメン全員をごそっと入れ替えたからです」とは現地取材中のサッカーダイジェスト元編集長の六川亨氏。
「11人全員を入れ替えるという大胆な選手起用で連勝を飾った森保監督ですが、記憶をたどってみても日本代表史上、スタメン全員の入れ替えは2005年のジーコ監督時代しか思い浮かばない。舞台はやはり韓国開催の東アジア選手権。初戦の北朝鮮戦に完敗して怒り心頭のジーコ監督は、2戦目の中国戦はスタメン全員を変更してリザーブメンバーで臨んだ。試合は終了間際のFW田中(現新潟)のゴールで何とかドローに持ち込んだ」