なでしこ東アジアV“米国生まれ慶大卒”籾木結花が立役者に
韓国・釜山で開催されている東アジアE―1選手権で17日、日本女子代表が韓国代表を1―0で下し、3戦全勝で4大会ぶりの優勝を飾った。
立役者は背番号10をまとった籾木結花である。 右サイドMF、2トップの一角などポジションを変えながらアグレッシブにプレー。87分、中島依美からのパスを受けて左足でダイレクトシュート。これが相手DFの左手にヒット。獲得したPKを自らゴール右に蹴り込んだ。これが優勝を決定付ける一発となった。
「右SB宮川麻都とのコンビで右サイドから何度も好機を演出。持ち味であるチャンスメーク力に加えてPK獲得、そしてゴールと結果もちゃんと残した。背番号10の役目は、十二分にこなしてくれたと評価してもいいでしょう」(現地取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)
試合後に「五輪に向けてアジアでは負けられない」と話した籾木。米国生まれ、慶応大卒のなでしこに注目したい――。