タイリーグで日本人監督直接対決 試合後に両指揮官を直撃
――ベンチの周りでバインダーを片手に奮闘する姿が、父(加藤好男/JFAアカデミー福島GKコーチ/チョンブリーFC。日本代表、タイ代表の両A代表でもコーチを務めた)の姿と被りました。指導者の先輩としても、意識されてのことなのでしょうか?
「サッカーコーチとしてバインダーは必須ですよ(笑い)。そこには試合に関する重要な資料が入っていますし。確かに父親がタイで仕事をしていた時にはバインダーを持っていましたよね。親子だからですかね、似てるように映ったんでしょう」
――昨季と今季とチームは日本人監督で戦うわけですが、試合を見る限りは、戦い方に違いがあるように感じています。
「監督が変われば哲学も変わる、戦略面での違いはある、と思います。昨年は村山監督を始めコーチ陣が、意識改革や日本サッカーのベースを落とし込んでくれ、そこは今年も生かされていると感じています。そして監督が石井さんに変わり、タイ人選手は<違う哲学を学ぶ>ところにチャレンジしているところです」