著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

U-23現地取材で見えた 東南アジアサッカーの「光と影」

公開日: 更新日:

 PM2.5による大気汚染問題が深刻化しているタイ・バンコク。街を歩けば多くのマスク着用者を目にする。筆者もご多聞に漏れず、外出時には必着しているのだが、それでも喉が痛くなるのは、よほどのレベルなのだろうか? 

 そこへ中国・武漢から拡大している新型コロナウイルスによる肺炎患者がタイでも見つかった。市内繁華街のひとつ、スクンビット通りには、春節休暇を楽しみに大陸から押し寄せた中国人で溢れている。バンコク市民の心配は尽きない。

 そのタイで開催中のU-23アジア選手権を取材しに当地に訪れている。

 日本代表は<参加国中最速>でのグループステージ敗退が決まて足早に去っていったが、上位3カ国には東京オリンピックへの出場権が与えられるとあって、いまも真剣勝負は続いている。

 決勝カードは韓国vsサウジアラビアに。これは両国の東京オリンピック出場権を得たことを意味し、残りのひと枠を3位決定戦のオーストラリアvsウズベキスタンの勝者が勝ち得ることになる。個人的には、前回大会の覇者・ウズベキスタンのポテンシャルには驚くばかりだ。また7月に日本で観たいと願ってやまない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…