再開Jリーグで新適用 20年限定交代枠5人ルールの見どころ

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 7月4日の再開が既定路線となっているJリーグ。当面は無観客試合で行われることになっているが、新たに「選手交代枠5人ルール」が適用されることで試合展開はどう変わるのか? 各チームの戦い方はどう変化するのか? 

 国際サッカー評議会が8日、新型コロナの影響で各国リーグが過密日程になることから「今季限定として交代枠を3人から5人に拡大」と発表。Jリーグも採用する。

「試合開始からペース配分を考えないでアグレッシブにプレー。たとえば運動量が要求されるサイドアタッカー、サイドバックの選手2人をハーフタイムに交代。後半の半ばにさらに2人代え、終盤にリードされている局面ではアタッカーを、リードしている場合は守備系選手を投入して逃げ切りを図る――という戦術が一般化するでしょう」とは某チーム関係者だ。

「再開された後は暑い季節を迎え、選手の消耗度も激しくなる。指揮官の采配の妙が、今まで以上に問われることになる。そもそもサッカーは不思議なものでフレッシュな選手を入れた途端、チームの攻守のバランスが崩れて相手に試合の流れを持っていかれてしまい、敗戦を喫することも珍しくない。指揮官の<試合の流れを的確に読む力量>が、より一層シビアに要求されることになる」(前出の関係者)

 再開Jリーグの見どころのひとつである。

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