ドシャ降り開幕戦で露呈…中止にできない屋外球場の怖さ

公開日: 更新日:

 同情を誘う開幕戦だった。

 屋外球場は神宮と横浜の2試合。試合前から降っていた雨は一向にやまず、横浜は開始時間が約30分遅れた。神宮は人工芝でもマウンドや打席、ベース周りの土の部分はグチャグチャ。試合中、何度も乾いた土を入れて整備が行われた。

 そんなグラウンド状態では走者は全力疾走ができず、投手や野手も足元を気にしてばかり。神宮では五回裏、雄平の三塁ゴロを好捕した中日高橋は、足を滑らせ立ち上がれず膝をついたまま一塁ヘ送球。アウトにはしたものの、通常ならとっくに中止になっている試合だった。

 コロナ禍の影響で開幕が約3カ月も遅れ、試合数は143から120に短縮。それを約4カ月で消化しなければならない。審判団はどうしても中止の決断が鈍る。しかし、これから本格的な梅雨になれば雨天が続くこともあり、夏場のゲリラ豪雨なら試合は到底無理。中止になった試合は予備日の月曜日に行われるので、9連戦や13連戦、ダブルヘッダーもあるかもしれない。

 在京球団の関係者が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意