久保建英マジョルカ完敗でリーガ19位にダウン…残留争いへ
スペイン1部・第36節で日本代表MF久保建英(19)所属のマジョルカは日本時間13日、4位の強豪セビージャと対戦した(午前5時開始)。今季3試合を残して18位と2部降格圏内にあえぐマジョルカにとって<何とか粘って引き分けて勝ち点1をゲットしたい>一戦。久保は12試合連続で主戦場の右MFの先発メンバーに名を連ねた。
来季の欧州CL出場圏内の4位以上を確保したいセビージャは、序盤からアグレッシブに攻め立てる。マジョルカは防戦一方。久保は5分に1度ほど自陣でボールに触る程度。PKによる失点で0―1で迎えた前半アディショナルタイムにボールを運び、味方のシュートを引き出すパスを送るのが精いっぱいだった。
今季マジョルカは<敵地で1勝のみ><逆転勝ちはなし>。後半も苦しい戦いが続き、セビージャの波状攻撃をマジョルカの選手たちが、体を張って食い止めるシーンばかり。後半29分に久保がペナルティーエリア内に侵入。右足でシュートを放ったが、相手DFにブロックされた。同39分に2失点目を食らい、その直後に久保はベンチに呼び戻されてしまった。