森保監督「五輪に出るのはA代表級」で抜擢されるのは誰だ
日本代表と五輪代表の指揮官を兼任している森保一監督(51)のコメントに若手が目の色を変えそうだ。
新型コロナ禍で中断中のA代表の日程が、10月再開のメドが立っていることを前提に24歳以下の東京五輪代表候補選手に向けて「五輪が今年であれ、来年であれ、A代表(の試合)に出られる力を持っている選手が五輪に出ていく」とコメントしたのだ。
「五輪世代選手にとって大きなチャンス」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が続ける。
「かねて森保監督はA代表に五輪世代など若手が食い込むことを期待していた。これからA代表のカタールW杯アジア予選と五輪代表の強化試合などの日程が重なることが想定され、なおさら<多くの五輪世代がA代表に定着する>ことを森保監督は望んでいる。今まで以上に五輪世代の選手たちには、A代表の常連になれるチャンスが広がっている。スペインの19歳MF久保建英やイタリアの21歳DF冨安健洋のように既にA代表の主軸級以外の<A代表招集歴あり・定着せず>の若手には、絶好のチャンスと言えるでしょう」