金満メッツFA補強開始 マエケン同僚の剛腕右腕メイと合意
大資産家のスティーブ・コーエン新オーナーが就任したメッツが、本格的に補強に着手し始めた。
日本時間2日、ツインズからFAになっていた救援右腕のトレバー・メイ(31)と合意。複数の米メディアによれば、2年総額1500万ドル(約15億6000万円)規模の契約だという。
ツインズで前田健太と同僚だったメイは今季、セットアッパーとして24試合に登板して1勝0敗、防御率3.86。直球の最速156キロを誇る剛腕で、今オフのFAランキングでは救援投手部門の6位と高い評価を受けていた。
かつてはメッツのGMを務め、今オフ球団社長に復帰したサンディ・アルダーソン氏は「トレードよりもFA市場に目を向けている。そのための資金は十分にある」と、大補強を示唆している。
金満球団によるFA市場への本格参戦は日本人選手の去就にも影響しそうだ。