C.ロナウド代表世界最多ゴールならず…ポルトガルもEURO決勝T1回戦で敗退
ユーロ(欧州選手権)の決勝トーナメント1回戦で強豪のポルトガルとオランダが敗退した。
日本時間28日午前4時開始のポルトガル対ベルギー。この試合はポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウドの「代表チームの世界最多得点記録を更新して世界一となる」にも注目が集まった。
グループリーグの5得点で代表得点数を109に伸ばし、元イラン代表FWアリ・ダエイの持つ世界最多得点記録に並んだロナウド。勝利と合わせて単独世界一といきたいところだったが、FIFAランク1位のベルギー守備陣が立ちはだかった。タイトなマークに苦しみ、味方の決定機も身長2メートルの守護神クルトワに何度も阻まれた。
前半42分、ベルギーのMFアザールが試合を決める値千金ゴール。
左サイドからカットインしながら右足で強烈シュート。ボールはスライスしながらゴール右にズドンと突き刺さった。
終わってみればポルトガルのシュート数24(ゴール枠内5本)に対してベルギーは6(同1本)止まり。ベルギーの試合巧者ぶりにしてやられたポルトガルの選手は「負けた気がしない」だろう。
同午前1時開始のオランダ対チェコは、実力上位のオランダが優勢に試合を進めながら、後半23分と同35分の失点をはね返せず、ベスト8を前に大会から姿を消した。