東京五輪「銀」稲見萌寧に期待するこれから 国内ツアーで十分稼げるが…
東京五輪ゴルフ競技は稲見萌寧が男女合わせて日本人初のメダリストに輝きました。
大会2日目からメダル圏内につけて、5打差3位タイ発進の最終日は12番からの4連続を含む9バーディー(3ボギー)を奪い、勢いは終盤になっても衰えませんでした。
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17番終了時点では世界ランク1位のネリー・コルダ(米国)と首位タイに並び、金メダルの目も出てきました。
ただ最終18番ホールでボギーをたたき1打差2位タイフィニッシュ。リディア・コ(ニュージーランド)とのプレーオフを制しての銀メダル獲得です。
稲見は五輪直前に国内ツアーで調子を落としており、さらに海外選手より有利な国内開催というプレッシャーもあったはずです。克服できたのも努力家であり、負けず嫌いな性格も大きかったでしょう。