東京五輪「銀」稲見萌寧に期待するこれから 国内ツアーで十分稼げるが…
しかし芝が違う海外では日本とは違う技術、マネジメント、精神力が求められ、自分に足りないモノがよくわかります。
さらに会場の雰囲気も変わり、なによりも時差、食事、移動など国内では経験できない苦労がたくさんあります。
海外ではゴルフが上手になるだけでなく、人間的にも大きくなることが期待できます。
コが、プレーオフで稲見のバーディーパットに“入れ”と応援した姿に称賛の声が上がっており、相手のプレーをほめたたえるのも海外では当たり前です。
そういうプロゴルファーの何げない立ち居振る舞いが多くの人からリスペクトされ、ツアーが発展する礎になります。
銀メダルの稲見には、プロの世界の厳しさと同時に、ゴルフの素晴らしさをもっと多くの人に伝えてもらいたいと思います。