ウッズの全米プロ“下見ラウンド”にツアー仲間から批判の声 クラブプロ帯同しコース情報入手
4月の「マスターズ」は、瀕死の重傷を負った交通事故から1年2カ月ぶりにツアー復帰したタイガー・ウッズに注目が集まった。ボルトが埋め込まれた右足を引きずっての痛々しい姿を見せたが、人気プロだけにパトロンの大声援を受けて4日間プレーし、通算13オーバー47位フィニッシュ。
そして19日開幕する今季メジャー2戦目「全米プロゴルフ選手権」に出場する。
1996年のプロデビュー以来、「試合には勝つために出場する。勝てる試合にしか出場しない」と語り続けており、先のマスターズでも「もちろん、そのつもりだ」と語った。「全米プロ」でもその意志は変わらないはずだ。
当初は今季2戦目を7月の全英オープンに予定したが、スケジュールを2カ月も前倒ししたのはプレーに自信が戻り、調子が上がっているともいえる。
実際、ウッズは4月28日に全米プロ会場(オクラホマ州・サザンヒルズCC)を下見ラウンドしている。その際に会場のクラブプロのキャリー・コズビー氏をキャディーに起用してプレー。コズビー氏はウッズがメジャーに向けて仕上がっていると太鼓判を押した。