国内女子ツアーで囁かれる「観客不入り」の深刻…入場制限あれどキャパの半分にも満たず
【ほけんの窓口レディース】第1日
「小林浩美会長は女子プロ人気がすごく高いからと、いまだに交渉が続いているテレビ各局との放映権問題や、大会主催者との主催権交渉に強気な態度で臨んでいます。しかし観客の入りを見ると大丈夫かなと思いますよ」(大会関係者)
仲宗根澄香(30)、菊地絵理香(33)、鈴木愛(28)、小祝さくら(24)の4選手が66で回り首位タイに並んだ初日。
平日で雨が降ったこともあり入場者数は1833人だった。
今大会はコロナ感染防止対策のため各日5000人の入場制限を設けているとはいえキャパの半分にも満たず、コロナ前に行われた2019年大会初日4228人に比べても少ない。
「前週のワールドレディスもそうです。首都圏開催で例年多くのギャラリーで賑わいます。渋野日向子が勝った19年大会は4日間で計2万5171人。各日8000人上限で行われた今年は同2万5146人と総数はほとんど変わらずよく入ったほうですが、肝心の土曜、日曜日の入りが各日2500人ぐらい少ない。17年大会4万1484人、18年3万4104人。女子プロが人気とはいえ、タダ券をバラまかなければ観客は集まらないと説明するスタッフもいるぐらいです」(前出の関係者)
来週開催の「ブリヂストンレディス」も各日5000人の入場制限を設けるが、渋野日向子が一時帰国して出場する。渋野がいる、いないで入場者数がどれくらい変わるか、多くのツアー関係者が注目している。