著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

馬場咲希は生ぬるい国内ツアーでは腕が鈍る! メジャーに勝ちたかったら海外に目を

公開日: 更新日:

 国内予選を突破して出場権を獲得した6月の「全米女子オープン」でも、馬場は世界で戦う手ごたえをつかんでいた。

 渋野日向子笹生優花古江彩佳西村優菜上田桃子らトッププロが軒並み予選落ちする中で、見事決勝に進出して49位の大健闘。米国の水が合っているのだろう。

 全米女子アマの快挙で、国内は大騒ぎだ。今後はツアーでも主催者推薦が殺到し、奪い合いになることは目に見えている。

 だが、そこに落とし穴があることを承知しているのだろうか。

■ツアー出場は狭き門

 日本女子プロゴルフ協会は数年前にツアー出場の規約を変更している。

 ツアーに出るためには、まずプロテストに合格しなければならない。それも上位20位以内に入らなければ合格しない。さらに最終QTまで進み35位前後に入らなければ試合に出られないという、大変狭き門なのだ。

 馬場の実力があればプロテスト合格は問題ないと思うが、年1回だけのプロテストは通常大会とは比べものにならないプレッシャーが選手を襲う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…