巨人は最下位に再び1.5ゲーム差…オフに吹き荒れる大減俸の嵐「原監督の給料も高すぎる」
中日と最下位争いを繰り広げる巨人。24日の直接対決を落とし、再び1.5ゲーム差に迫られた。V奪回を目指したペナントレースはとうに白旗状態だが、オフの“銭闘”も同様である。
チーム関係者の「減俸の嵐が吹き荒れるでしょうね」との言葉を借りるまでもなく、リーグ5位のチーム打率.243、ワーストのチーム防御率3.91と、投打ともに好材料がほとんどないのだから、当たり前だ。
筆頭は、年俸6億円の坂本勇人(33)。今季は開幕前の左内腹斜筋筋損傷を含め、5月の右膝靭帯損傷、7月の腰痛で3度も戦線を離脱した。この日も内野安打1本に終わり、さる16日の復帰後は27打数4安打の打率.167。通算でも.279、5本塁打、26打点では「給料ドロボー」の誹りは免れない。
「坂本は19年から5年契約を結んだものの、4年目の今季年俸から変動制という契約です。チームが3位に終わった昨季は、打撃成績を落としながらも、これまでの貢献度もあって1億円アップとなりましたが、さすがに今季は黙ってハンコを押すしかないでしょう。昨季6勝7敗に終わったエースの菅野は、4度も故障で登録抹消されたこともあって、オフに8億円から2億円ダウンの大減俸を飲まされましたから」(巨人OB)