国内のLIV参戦組4人に数々の難題…JGTO×選手会主催の10月新大会めぐり“踏み絵”状態に
ことと次第によっては揉めるかもしれない。
今季の米PGAツアーは、25日開幕のツアー選手権が最終戦。松山英樹(30)は年間ポイント17位で、歴代トップとなる9年連続出場を決めた。
一方、人気低迷の国内男子ツアーは6~8月中旬までは日程がスカスカだったが、先週の長嶋茂雄招待セガサミーカップから本格シーズンに突入。12月1日開幕の日本シリーズJTカップまで、ほぼ毎週試合が行われる。選手にとっては結構なことだが、これにより、サウジアラビアの巨額オイルマネーで設立された新リーグ「LIVゴルフ」(以下LIV)に参戦している日本勢4人(香妻陣一朗、谷原秀人、稲森佑貴、木下稜介)の対応が再び注目されている。
ツアー関係者が言う。
「谷原、香妻、木下の3人は新規大会のASO飯塚チャレンジドゴルフを欠場し、LIVの開幕戦に出た。谷原は選手会長なので、新規大会と選手会主催のジャパンプレーヤーズチャンピオンシップを休んだことに批判の声があった。LIVは9月2日に第4戦(ボストン)、9月16日に第5戦(シカゴ)が開幕する。国内では同週にフジサンケイクラシックとANAオープンがある。谷原はフジサンケイの歴代優勝者だが、おそらくLIV組の4人は国内大会は欠場するのではないか。さらに問題なのが10月の新規大会です」