エクアドル戦翌日 日本人メディアに会釈する田中碧、彼の礼儀正しさに触れた
21歳の内野は「A代表は目指さないといけない場所」と言った
それでも、本人は「ケガも順調に回復し、あと2週間で全体練習に合流できそうで、1カ月以内には公式戦出場を目指します」と弾けんばかりの笑顔で言う。ただ、今季は11~12月がW杯ブレイクなので、若武者の本格稼働は2023年の年明けからになりそうだ。
その頃は日本代表の新チームも発足する時期。森保日本がカタールで8強入りすれば指揮官続投もあり得るが、いずれにせよ選手の方はさらなる若返りが進むことになる。
パリ五輪代表を指揮する大岩剛監督は「A代表経由パリ行き」を掲げており、内野の世代は来年から続々とA代表入りを果たさなければいけない。日々、田中碧と接している彼にしてみれば、A代表やW杯をより身近に感じていることだろう。
「碧君が来てロッカールームが楽しくなりました。僕はドイツに来て3年目ですけど、日本人と同じチームになったことがないので、日本語で話せるのは楽しいです。これまで代表でしか日本人選手とサッカーしなかったけど、今は少し感覚が変わりましたね。僕にとってもA代表は目指さないといけない場所だと思ってます」と近未来のスター候補生は目を輝かせた。