森保Jの常連だったドイツ2部ハノーファーDF室屋成の復活を強く願う
11月1日に発表されるカタールW杯最終登録メンバー26人は、9月の米国、エクアドルとの2連戦(ドイツ・デュッセルドルフ)帯同組と大迫勇也(神戸)ら一部の負傷者から絞り込まれると言われている。
しかし、最後の最後まで可能性を信じてアピールを続ける選手も少なくない。その1人がドイツ2部・ハノーファーに在籍する右SB室屋成。9月30日のハンブルガーSV(HSV)戦に挑む彼を見るために現地まで向かった。
■ドイツ北部ダービーはもの凄い熱気に包まれた
9月最終日の30日の早朝。19日から10日以上過ごしたデュッセルドルフから列車に乗り込み、ハノーファーを目指した。
この時期の現地は、午前7時半頃に朝日が昇る。眩しい光を車窓から見ながらドルトムント、ビーレフェルトを経て2時間45分後に到着。少し時間が早かったが、バームクーヘンの有名店であるホレンディッシェ・カカオシュトゥーべ本店へ直行。コーヒーとともに本家本物の味に舌鼓を打った。
その後、夕方までホテル周辺で過ごし、ハインツ・フォン・ハイデン・アレナ(Heinz von heiden arena)を目指した。
同スタジアムは昨季まではHDIアレナだったが、命名権変更によって現名称となった。中央駅からは徒歩25分程度の距離にあり、福音教会や旧市街などを通りながら観光気分が味わえる。
この日はドイツ北部ダービーとあって金曜の午後6時半キックオフにも関わらず、おびただしい人数のサポーターが会場に押し寄せた。2部首位と4位の直接対決ということも熱気に拍車をかけた。