国内男子プロたちは“常識覆す快挙”がファンを熱狂させることを忘れてはいけない
今年の日本男子ツアーは若手の活躍で大いに盛り上がり、来年につながる好材料が多かったと言えます。
アマチュアだった蝉川泰果(21)が「パナソニックオープン」「日本オープン」と史上初のアマ2勝を挙げて大きな話題を呼び、プロ転向後も4戦でトップ10入り2度と勢いがありました。
ルーキーイヤーの河本力(22)は「KBCオーガスタ」「バンテリン東海クラシック」の2勝をマーク。大西魁斗(24)は「フジサンケイクラシック」、桂川有人(24)が「ISPS HANDA欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」と若手が早々に勝ち星を挙げてアピール。
今年は勝てませんでしたが、中島啓太(22)、岩崎亜久竜(25)、久常涼(20)もいい戦いを見せてくれました。若手に勢いがあるツアーは、やはり活気にあふれます。
さらに大西と桂川は米2部コーンフェリーツアー出場権を獲得し、久常はチャンスをつかんだ欧州ツアーですでに新シーズンを戦うなど、海外に挑戦する選手が増えたのは日本男子ツアーの財産です。