青木功会長から飛び出た驚愕の「何もできない」世界ゴルフ界から取り残される無能さを露呈
思わずわが耳を疑った。
今月、都内ホテルで行われた記者発表の席上のことである。新規大会主催者と一緒に登壇していた日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長がぼそりと呟いた一言だ。
主催者に、日本男子ツアーが世界から取り残されている現状について質問したところ、
「何もできないんですよ」
と青木会長の口から飛び出たのだ。
この一言が男子ツアー低迷の現状をよく物語っているのだが、組織のトップに立ちながら、まるで他人事のようだから驚きだ。
この日の会見は来季欧州ツアーとJGTOとの共催大会が日本で初めて開催されるという重大な内容をご本人は分かっているのだろうか。
男子ツアーはもう何年も低迷から抜け出せずにいる。試合数はいっこうに増えず、人気も女子ツアーに奪われ、世界からも取り残される一方だ。
そんな窮状を見かねて、「世界のアオキのビッグネームならなんとかなるのでは」と会長に選出されたはずだ。