欧州女子ツアー“賞金ぶん捕り合戦”の過酷 カネ目当てに米女子ツアー選手が大挙出稼ぎ

公開日: 更新日:

 サウジのオイルマネーが入ったことで、今季の欧州女子ツアーは賞金総額が30試合で過去最高の3500万ユーロ(約50億円)超。隆盛を極める日本の国内女子ツアーでさえも、今季は38試合で賞金総額は44億9000万円だ。「欧州」がいかに魅力的かわかる。

 賞金が高い一方で、移動は厳しい。開幕戦のケニアから始まり、モロッコ、サウジアラビア、南アフリカ、シンガポール、フランス、米国、ベルギー、スウェーデン、ドイツ、チェコ、フィンランド、英国、スペイン、フランス、スコットランド、英国、北アイルランド、アイルランド、オランダ、スイス、スペイン、フランス、香港、タイ、インド、サウジ、そして最終戦はスペイン。

 これだけの国を回れば、移動はもちろんのこと、試合会場の気候や芝の違いなどに順応するのは容易ではない。

 とはいえ、プロは稼いでナンボの商売。国内ツアーに出場できない選手は、今季から欧州ツアーを主戦場とする識西諭里(25)のように挑戦してみてはどうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース