勝みなみは自慢の飛距離で好発進も…アマは「オープンスタンス&ドロー」真似してはいけない
【ドライブオン選手権】第1日
「緊張はなく、伸び伸びとプレーできた。もう少し伸ばせたというのもあるけど80点」と笑顔を見せたのは勝みなみ(24)。昨年のツアー予選会5位で今季の出場権を得てのツアーデビュー戦(ドライブオン選手権=米アリゾナ州、スーパーステイションマウンテンGC)。初日は6バーディー、2ボギーの68。古江彩佳(22)らと並ぶ4アンダーで首位まで3打差の16位と好スタートを切った。
今年は国内で3試合に出場。実戦を経ての渡米で身体はできているが、この日の平均飛距離は圧巻の298ヤード。フェアウエーが硬く、ボールがよく転がるとはいえ、昨季の平均飛距離3位(275ヤード)の笹生優花(21)
でさえ283ヤード。飛ばし飛ばし屋が多い米女子ツアーでも上位にランクされることは間違いない。
勝は2020年から本格的なトレーングを開始し、年々身体が大きくなった。それに比例してドライバーから放たれるドローボールの飛距離も伸び、昨季は253.21ヤード(4位)のパワーヒッターとなった。