上田桃子まさかの大逆転負け…「バウンスバック率」が物語る“ミスで仏頂面”のマイナス
【Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント】
こんな大逆転劇を誰が予想したか。
上田桃子(36)は2位に4打差の通算13アンダーからスタート。1番から圧巻の5連続バーディーで通算18アンダーまでスコアを伸ばし、2位の青木瀬令奈(30)に一時は8打差をつけた。8番のボギーで前半は32。青木に5打差で後半に入った。
上田が急変したのは11番(パー4)。第1打を左バンカーに入れ、第2打もグリーン右のガードバンカーへ。第3打は“ホームラン”で逆サイドのバンカー。そこから寄らず入らずのダブルボギーで通算15アンダーに後退。ジリジリ追い上げる青木と2打差になった。
青木に1打差に詰め寄られて迎えた13番(パー5)もドタバタだった。左の林越えを狙った第1打は林を越えず、第2打は真横のフェアウエーに出すだけ。第3打はグリーン右のバンカーにつかまり、第4打はバンカーから出せずにダブルボギー。このホールで首位を青木に譲り、逆に2打差を追う展開に。その後も14番、17番のボギーでインは42。終わってみれば通算11アンダーの3位タイ。「後半はなかなか集中力を戻すのが難しかった」と語った。