江上剛さん「ゴルフ人間図鑑」を語る「スコアが向上しない恨みを小説で晴らしました(笑)」

公開日: 更新日:

 ゴルフは不思議なスポーツだ。私は、前向き人間だと自任しているが、ゴルフだけはミスがトラウマとなり、私の心身に影響を与えプレーを乱すのである。私は、ゴルフとはこのトラウマを解消することで上達するのだと悟り、練習に熱を込めた。飯能ゴルフクラブはアプローチ練習場がとても広い。一日中、練習していても飽きない。私は、プレーだけでなく練習のためだけにクラブに通うようになった。ゴルフ仲間も多くできた。誘い、誘われ週に2回から3回もプレーするはめになったのである。去年はなんと95回も来場していた。バカじゃないかと自分でも呆れた。

 ところがこれだけ熱心に取り組んでいるのに100をなんとか切れる程度の腕前にしかならない。それでも次は、うまくいくのではないかと、まるで負けが込んだギャンブラーみたいにゴルフにのめり込んでいるのが実情である。

 さて仲間たちからプレーヤーに関する興味深い話をいっぱい聞いた。ゴルフで1日、過ごせば、相手の人柄がよくわかると言われるが、社会的に地位のある人ほど、なぜかプレーで不正をはたらくらしい。スコアをごまかしたり、OBをなかったことにしたりとある意味で多士済々である。断っておくが飯能ゴルフクラブにはそのようなプレーヤーはいない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動