巨人ブリンソン珍プレー“左中間ゲッツー”を亀井コーチ反省…OBは「選手の責任」と呆れて苦言
「巨人のコーチはどこまでやるのか」
巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう苦笑した。
事の発端は、6日に新外国人のルイス・ブリンソン(28=ジャイアンツからFA)が世にも珍しい「左中間ゲッツー」をやらかしたことだ。
二回1死一塁から好調の打撃で左中間を破ったまでは良かった。しかし、一塁走者の岡本和が三塁でストップしているのを確認せず、猛然と二塁を回った。岡本和は押し出される形で本塁にスタートを切ってアウト。しかも、悲劇はこれで終わらなかった。
三塁に到達していたブリンソンは、アウトカウントを間違えてチェンジになったと勘違い。ベースを離れて三塁ベンチに戻ろうとしたところをタッチされ、併殺となってしまった。原辰徳監督(64)は「二度と起こってはいけないプレーが2つ続いた」と怒り、三塁コーチを務める亀井善行打撃コーチ(40)も「三塁コーチャーの僕自身の責任もあるし、彼の責任じゃなくて僕も反省しながら、二度とないように」と責任をかぶった。前出の高橋氏がこう言った。