全米プロでメジャー2勝目狙う松山英樹 敵は“スパイクが隠れる”ほどの長いラフ

公開日: 更新日:

 すべてはドライバー次第と言っても過言ではない。

 今年の全米プロの会場は、ニューヨーク州ロチェスターにある名門のオークヒルCCイーストC。1926年にドナルド・ロスによって設計された林間コースで、全米プロが行われるのは4回目(1980、2003、13年)。13年大会の松山英樹(31)は19位だった。

 当時は7163ヤードのパー70。今回は約220ヤード距離が延びただけでなく、19年の大規模な改修によりホールをセパレートする巨木はかなり伐採され、グリーン形状も変わった。

 米ツアーの関係者が言う。

「距離の長いパー4の17番(502ヤード)、18番(497ヤード)をキーホールに挙げる選手は多いが、13番(623ヤード)のパー5も厄介です。第1打でクリークを超えるには320ヤード以上必要ですから簡単にバーディーは取れない。逆に、ティーを前にセットして2オンを狙わせる日もあるはずですが、問題はラフです」

 関係者は続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇