日大の副学長は元検事…大麻に対する会見での“ゆるふわ”な発言に視聴者呆れ、批判殺到
日大アメフト部の寮自室で違法薬物を所持したとして、3年生部員の北畠成文容疑者(21)が警視庁に覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反(ともに所持)の疑いで逮捕、送検された事件。
8日、同大の林真理子理事長(69)と酒井健夫学長、競技スポーツ担当の澤田康広副学長が記者会見を行ったが、テレビやネットの中継を見た視聴者が反応したのは、澤田副学長の発言だ。
同大は7月6日、寮で植物片などを発見していたが、同18日に警視庁に届け出るまで「12日間」にわたって放置していた。これについて、澤田副学長は「7月6日、私が発見した小さなビニール袋の中に入っていたのは、見た感じ、非常に微量で細かく、カスのような感じだった」「あるとしても大麻かな」などと発言。
また、澤田副学長は前職が検事。東京地方検察庁総務部の副部長や宇都宮地方検察庁の次席検事をつとめていたことから、「パケ」や「ブツ」といった専門用語を連発していた。元検事や日大としては、“大麻”程度の認識かもしれないが、日本で大麻所持は違法だ。