女子海外組ひさびさ国内戦でバトル もう一つの見どころは「ホステスプロ」の面目保てるか
「優勝争い」がミッションだ。
15日開幕の住友生命レディス東海クラシック(愛知)に、米ツアーが主戦場の西村優菜(23)と古江彩佳(23)が参戦する。西村は7月のエビアンから8連戦目。フランス-スコットランド-イングランド-北アイルランド-カナダ-米オレゴン-米オハイオまで「地球約1周半」の移動距離を経て、愛知に入った。
西村は大会の特別協賛会社とスポンサー契約を結んでいるホステスプロだ。昨年はディフェンディングチャンピオンとして臨み、1打足りずに予選落ちした。世界で揉まれている今季は「成長している」という自負がある。是が非でも優勝争いに絡みたいところだ。
ホステスプロとして面目丸潰れだったのが渋野日向子(24)だ。6月の宮里藍サントリー女子オープンは所属先のサントリーが主催に名を連ねる大会だった。それが2打足りずにまさかの予選落ち。ファンや関係者をがっかりさせた。
渋野は全米女子オープンの開幕前日、全米ゴルフ協会の主催大会にオフィシャルカーを提供している米国レクサスとの契約が発表された。ところが大会は通算14オーバー133位とボロボロ。ここも予選で姿を消した。