大谷ドジャースの4年ぶり世界一に立ちふさがるのは“男気見せたダルビッシュ”
パドレス・ダルビッシュ有(37)による球団への配慮が話題になっている。
ダルは左脚付け根の張り、右肘炎症などで6月2日に15日間の負傷者リスト(IL)入りし、7月6日には「家族に関する個人的な事情」で制限リスト(RL)に入っていた。ダルは給与の支払いが発生しないRL入りについて「チームと一緒に遠征に行くことが難しいと思っていた。ILに入ってお金をもらうのが嫌だったからそういう形になりました」と自身のSNSで説明。
スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」によれば、球団からIL入りを提案されたダルはこれを固辞。今季の年俸1500万ドルのうち、RL入りした48日間分の約400万ドル(同5億7000万円)を先月に放棄していたという。7月末のトレードデッドラインに向けて球団の懐具合を配慮したようだ。
ダルはすでに15日間のILに移行され、26日にシート打撃に登板。地元メディアなどによれば9月中にも復帰する見込み。男気を見せたダルはレギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけてフル稼働しそうだ。