FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”
“大迫待望論”が高まっている。
元日本代表エースのFW大迫勇也(34)が所属する神戸が8日の湘南戦に3-0と圧勝。J1連覇を達成した。
大迫は得点こそ挙げられなかったものの、後半25分にダメ押し弾をアシスト。前半43分の貴重な2点目にも絡んだ。今季は11得点ながら、9アシスト。昨季の得点王(23点)が前線で体を張り続け、神戸の連覇の原動力になった。
「森保監督は日本代表の1トップに決定力はもちろん、フィジカル能力の高さ、ヘディングや競り合いへの強さ、ポスト役もきっちりこなせるマルチタイプのストライカーを重用する。現時点ではオランダの上田綺世がレギュラー格でオランダの小川航基が2番手、ドイツの町野修斗といったFW陣がそれに続く状況ですが、いずれも五十歩百歩。全幅の信頼を寄せられるストライカー不在が、指揮官の悩みの種となっているともっぱらです。大迫の代表復帰を期待する声が高まっているのですが……」(サッカー関係者)
2013年に初代表入りを果たした大迫は、14年と18年のW杯に連続出場。が、22年カタールW杯メンバーに想定外の落選、その際にJFA(日本サッカー協会)からバックアップメンバー入りを打診された。これに、「(代表入りするために)誰かのケガを祈りたくない」と即座に拒絶。森保監督との間に微妙な空気が流れるようになったといわれ、それから森保ジャパンに招集されることはなくなった。