待望の独1部初ゴール!元軍人の父を持つ帰国子女の日本人DFが代表CBに殴り込み…森保監督も用意周到に“手当済み”
ドイツ1部シュトゥットガルト所属の日本人DFチェイス・アンリ(20)が、日本時間4日の2部レーゲンスブルグとの敵地戦に先発。前半19分に右サイドからのFKを豪快ヘッドで合わせ、ゴール右隅に押し込んだ。ドイツ3年目となる今季、1部デビューを果たしたしたアンリにとって、これがトップチームでの初ゴールである。
2004年3月に神奈川・横須賀市で元軍人のアメリカ人の父と日本人の母との間に生まれた。3歳で渡米。13歳で帰国して横須賀市内の中学に入学し、サッカー部に入った。中学2年の夏にFWからDFに転向すると、一気にレベルアップ。福島・尚志高にサッカー留学し、2年時にU17日本代表に初招集。高校3年でU22代表に<2階級飛び級>で選ばれた。
「身長186センチ、体重80キロの恵まれたフィジカルを生かした1対1や空中戦の強さが持ち味。高校3年の夏休みにドイツとオランダの1部クラブの練習に参加して高評価を得た。中学時代から海外志向が強く、高校卒業と同時にシュトゥットガルトと契約しました」(サッカー関係者)
入団後は2軍に帯同してドイツ4部でプレー。今年7月にトップチームに昇格。今季開幕戦のフライブルグ戦でドイツ1部デビューを果たした。